30Nov
初めてお会いする方に自己紹介をする際に、「犬の訓練士をしています」と言うとほとんどの確率で「盲導犬ですか?」と言われます(^^;)
もちろん訓練士の中には盲導犬の育成をしている方もいるので間違いではないのですが、今回は「訓練士」という職業の内容を簡単に解説しようと思います。
「訓練士」の基本のお仕事は一般家庭で飼われているワンちゃん、いわゆる家庭犬のしつけ・訓練になると思います。(訓練士、訓練所によって異なるかもしれませんが・・・)
飼育している中での困った!を改善させていきます。また、更に訓練を重ねていくと訓練競技会(ジャパンケネルクラブなど)への出場など楽しみの幅も増えてきます。
この家庭犬の訓練以外には、
・警察犬 ・災害救助犬 ・盲導犬 ・聴導犬 ・介助犬 ・警備犬
など、ここにあげたのは一部で様々な犬の仕事があります。上記にあげた「盲導犬・聴導犬・介助犬」はまとめて”補助犬”と呼ばれてます。スーパーや大型のショッピングモール等の入り口のところにステッカーが貼ってあるところが多いです。
私たち民間の訓練士が育成するものもあれば、警察庁や自衛隊などの中で決まっている部署の方が訓練しているものもあります。
警察犬をあげていうと、嘱託警察犬と直轄警察犬の2種類があります。
嘱託警察犬→民間の指導手(ハンドラー)と犬のペアで試験に合格すると、出動命令が出たときには捜査にでることができる。指導手は訓練士に限らず飼い主でも受験することができる。
直轄警察犬→各都道府県の警察署で訓練、管理されている警察犬。
ちなみに東京都では嘱託警察犬というものはなく、全てが直轄警察犬となっています。
・・・という感じで様々な種類があり、訓練士によって行っている訓練の内容はいろいろあるのです(#^^#)
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公認訓練士 菊元 恵
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